研究課題/領域番号 |
25861450
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
松島 将史 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (00464850)
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研究協力者 |
菊地 栄次 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (10286552)
宮嶋 哲 慶應義塾大学, 医学部, 准教授 (90245572)
大家 基嗣 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (00213885)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 膀胱癌 / NVP-BEZ235 / mTOR / 膀胱内注入 / 膀胱内注入療法 |
研究成果の概要 |
in vitroにおいてNVP-BEZ235投与により濃度依存性の抗腫瘍効果を認めた。また、pAkt、pS6、p4EBP1の発現を濃度依存性に有意に抑制した。マウス膀胱癌同所性モデルでは、NVP-BEZ235投与群では膀胱重量がコントロール群と比較して有意な低下を認めた( p<0.05)。western blottingではコントロール群と比較してpAkt、pS6、p4EBP1の発現が有意に抑制されており、in vitroの結果との相同性を認めた。以上より、筋層非浸潤性膀胱癌に対するadjuvant治療としてNVP-BEZ235の膀胱内注入療法が新たな治療選択枝となりうることが示唆された。
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