研究課題/領域番号 |
25861454
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
萩原 正幸 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (70464922)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 尿路上皮癌 / 癌幹細胞 / CD44 / バリアントアイソソーム / メトホルミン / 膀胱癌 / Metfromin |
研究成果の概要 |
上部尿路上皮癌に対し手術が行われた症例の検体を対象としCD44vの免疫染色を行った結果、CD44v陽性が独立した術後の予後因子であっ た。CD44vの発現を有する尿路上皮癌細胞株T24は糖尿病治療薬メトホルミン投与に伴うcell viabilityの有意な減少を認めた。メ トホルミンとCDDPの併用によるT24に対する殺細胞効果は単剤と比較し、有意に大きかった。フローサイトメ トリーにおいてCD44v陽性細胞の割合がメトホルミン併用に伴い低下した。T24皮下腫瘍モデルを用いてメトホルミン、CDDPとそれらの併用による抗腫瘍効果を確認した結果、腫瘍径が併用群では有意な腫瘍増大の抑制を認めた。
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