研究課題/領域番号 |
25861476
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
河合 有希 東京大学, 医学部附属病院, 登録研究員 (70646463)
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研究協力者 |
市川 麻佑子
保谷 茉莉
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 不育症 / 妊娠免疫 / CD1d / NKT / 流産 / 抗炎症作用 |
研究成果の概要 |
抗炎症作用をもつω3脂肪酸を高濃度に発現するfat-1マウスを用い、NKTを標的とした流早産モデルに応用することでω3脂肪酸の抗炎症作用を解明し、流早産の治療法の糸口を見出すことを目的とした。妊娠したfat-1マウスにNKT細胞を賦活化させる物質(AGC)を投与し流早産率をコントロール群と比較したところ、fat-1マウスで有意に流早産率が低率であることがわかった。また同時に脾臓細胞のサイトカイン誘導性の違いを評価したところ、fat-1マウス由来の脾臓細胞でIL-4の分泌が増加していた。このことからω3脂肪酸優位な体内環境ではiNKT細胞がTh2優位な免疫誘導をすることが示唆された。
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