研究課題
若手研究(B)
子宮平滑筋肉腫は極めて予後不良であり新規治療法の開発がのぞまれる。申請者は子宮平滑筋肉腫(LMS)において特異的に発現している候補蛋白質としてATP7AおよびATP7Bを選別した。LMS細胞株に対し、siRNAを用いATP7AおよびATP7Bの発現を抑制したところ、Cisplatinの50%阻害濃度がそれぞれ17.0 μMから6.1 μM、4.3 μMへと有意に低下した(p<0.01)。同条件下で細胞内プラチナ濃度を計測したところ、細胞内プラチナ濃度がコントロール株と比較し有意に上昇しており(p<0.01)、ATP7AおよびATP7Bはシスプラチン取り込みや排出に関与していることが示された。
すべて 2015 2014 2013
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (6件)
産科と婦人科
巻: 82(2) ページ: 82-86
Int J Cancer
巻: 134 号: 8 ページ: 1796-1809
10.1002/ijc.28526
Expert Opin Ther Tar
巻: 18(4) 号: 4 ページ: 403-14
10.1517/14728222.2014.882323