研究課題/領域番号 |
25861526
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
|
研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
國井 直樹 千葉大学, 医学部附属病院, 助教 (00456047)
|
研究協力者 |
岡本 美孝 千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (40169157)
CARL H. June University of Pennsylvania, Professor
蒔田 勇治 千葉大学, 医学部附属病院, 医員 (90706722)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | 癌免疫 / キメラ抗原受容体 / 唾液腺癌 / 免疫療法 / 標的分子 / メソテリン / mesothelin / トランスレーショナル・リサーチ |
研究成果の概要 |
我々は唾液腺癌におけるメソテリン(MSLN)分子の発現を調べるとともに、MSLN特異的キメラ抗原受容体(MSLN-CAR)導入T細胞を用いた養子免疫療法の有効性を検討した。 16名の患者検体ならびに唾液腺癌細胞株A-253とその他4種の細胞株を用いてMSLNの発現を解析したところ、A-253ならびにほとんどの手術検体において、様々な発現強度のMSLNが確認された。さらにMSLN-CAR T細胞はメソテリン刺激後に用量依存的に活性化が上昇し、MSLN発現腫瘍細胞に対する細胞傷害活性を示した。 よって唾液腺癌に対するMSLN-CAR T細胞による養子免疫療法は有効な治療戦略になる可能性がある。
|