研究課題/領域番号 |
25861573
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
大國 毅 札幌医科大学, 医学部, 助教 (40464490)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | ヒト鼻粘膜上皮 / 呼吸器ウイルス / RSウイルス / 上皮バリア機能 / 抗NF-kB作用 / elF2α / ヒト鼻粘膜 / 上皮 / 自然免疫 / NF-kB |
研究成果の概要 |
RSウイルス(RSV)は小児の気管支炎や免疫不全患者における肺炎を引き起こし,気管支喘息の増悪因子として重要な病原体であるが,現在までに有効な治療法はない.RSVの最初の標的は鼻粘膜であり,ウイルス複製が進むと下気道に進展,重症化すると考えられている.本研究では,正常ヒト鼻粘膜上皮細胞を用い,さまざまな薬理効果(NF-kB阻害作用,翻訳調節因子elF2αの脱リン酸化阻害,proteasome阻害)をもつ食品成分クルクミンのRSVに対する抗ウイルス作用について示した.安全性の高いクルクミンによるRSVに対する新規治療法の可能性につながる知見と考えられた.
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