研究課題
若手研究(B)
舌癌は頸部リンパ節転移が生じやすい癌である。後発頸部リンパ節転移と癌幹細胞との関連および、血管内皮細胞増殖因子と頸部リンパ節転移について検討した。RT-PCRにて癌幹細胞関連遺伝子の発現を舌癌細胞株の癌幹細胞様細胞のSP細胞とnon SP細胞で比較した結果、SP細胞でOct3/4、Nanogの発現が高く、また遊走能と浸潤能が高かった。stage Ⅰ/Ⅱ舌癌検体に、Oct3/4とNanogの発現を免疫染色にて評価した。多変量解析ではOct3/4発現とVascular invasionが独立相関因子であった。Oct3/4は舌癌の有用な癌幹細胞マーカーと考えられた。
すべて 2016 2015 2013
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 1件)
BMC cancer
巻: 18 号: 1 ページ: 730-730
10.1186/s12885-015-1732-9