研究課題
若手研究(B)
オキシトシン-mRFP1トランスジェニックラットの口腔内粘膜に酢酸含有濾紙を接触させて作成した口内炎モデルラットを用いて、視床下部視索上核および室傍核に局在するオキシトシンニューロンの活性化を、mRFP1赤色蛍光強度を指標にオキシトシン遺伝子の発現変化として観察した。口内炎モデルラット群では、室傍核大細胞領域および小細胞領域に局在するオキシトシンニューロンのmRFP1赤色蛍光強度がコントロール群と比較して有意に増加しており、口腔内の疼痛刺激によってオキシトシンニューロンが活性化したことが示された。今後、頭頸部の炎症・癌性疼痛制御に視床下部オキシトシン系が関与しているかどうかについて検討したい。
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