企業定期健康診断参加者で、同意が得られた健常成人1214人を対象とし、眼位検査(APCT 5m、1/3m)と22項目の自記式質問表の記入を施行した。平均年齢は41.2±12.6歳。斜視症例(間欠性斜視も含む)は合計38人(3.1%)であった。選択された質問項目は、「目が疲れることがありますか?」、「目の奥が痛いことがありますか?」、「焦点が合わないことがありますか?」、「両目でみると、二重に見えることがありますか?」、「物が揺れて見えることがありますか?」、「頭痛がありますか?」の6項目(AUC:0.563)であった。
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