研究課題/領域番号 |
25861699
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
形成外科学
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研究機関 | 杏林大学 |
研究代表者 |
菅 浩隆 杏林大学, 医学部, 助教 (60633972)
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研究協力者 |
栗田 恵里奈 杏林大学, 医学部, 専攻医
塩田 紀子 杏林大学, 医学部, 実験助手
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 単球・マクロファージ系細胞 / 線維芽細胞 / 創傷治癒 / 単球 / マクロファージ / 線維化 |
研究成果の概要 |
創傷治癒過程における単球・マクロファージ系細胞の相互作用を調べるため、両細胞の共培養系を確立した。ヒト末梢血より採取した単核球分画を温度応答性ディッシュを用いて継代培養することにより、CD11b陽性、CD14陽性の単球・マクロファージ系細胞を純化できた。共培養下では、線維芽細胞の増殖は促進されていた。また、共培養下では、線維芽細胞の1型コラーゲン、TGFbeta1などの発現は抑制される一方、MMP1の発現は促進されていた。創傷治癒過程では、単球・マクロファージ系細胞の分泌する液性因子により、線維芽細胞の増殖は促進されるものの、線維化そのものはむしろ抑制されていることが示唆された。
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