研究課題/領域番号 |
25861718
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
廣瀬 智也 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任助教(常勤) (70597509)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | NETs / ARDS / 好中球 / 集中治療 / 呼吸不全 / 集中治療医学 / NETs / ステロイド / 感染 |
研究成果の概要 |
NETs(Neutrophil Extracellular Traps)とは、好中球からDNAを含む網目状構造物を放出する現象で、感染防御の役割を担っている。一方で、NETsの過剰発現は炎症を誘導し、組織損傷を引き起こす可能性も報告されている。ARDS(急性呼吸促迫症候群)において、NETsの過剰発現が肺組織損傷を誘導していると仮説をたて、検証した。 本研究において、すべてのARDS患者の喀痰中にNETsは発現しており、生存例においてはNETs発現とともに呼吸不全の目安となるP/F ratioが改善し、その後NETsは消褪した。一方、死亡例においてNETs発現が持続し全例呼吸不全で死亡した。
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