研究課題/領域番号 |
25861727
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
粕田 承吾 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (70434941)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 敗血症 / sphingosine-1-phosphate / 血管内皮細胞 / iPS細胞 / Sphingosine-1-phosphate |
研究成果の概要 |
iPS細胞を用いた敗血症治療の確立を目的とし、iPS細胞から血球系胚葉体(Hematopoietic Embryoid body: EB)を作製した。EBは血管内皮細胞の整合性を保持する作用があることが、明らかとなり、この作用はSphingosine-1-phosphate(S1P)を産生することによるものと考えられた。 実際に、敗血症モデルマウスにEBを投与すると、肺水腫の発症が抑制され、マウスの生存率は上昇した。EBが産生するS1Pが、マウスの血管内皮細胞の整合性を保持し、敗血症の進展を阻害するものと考えられた。
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