歯根面齲蝕に対するナノ粒子リン酸シリケート系歯面コート材の抑制効果の解明

• 研究課題/領域番号: 25861809
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 保存治療系歯学
• 研究機関: 九州歯科大学
• 研究代表者: 田中 宗 九州歯科大学, 歯学部, その他 (60635085)
• 研究期間 (年度): 2013-04-01 – 2015-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2014年度)
• 配分額: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円); 2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
• キーワード: 根面カリエス / 抑制 / ナノ粒子リン酸シリケート系歯面コート材 / 根面齲蝕 / 予防

研究成果の概要

ナノ粒子リン酸シリケート系歯面コート材（象牙質知覚過敏抑制材の一種で、歯の表面に無機的なナノ粒子層を形成することにより知覚過敏を抑制する）における根面カリエス（歯の根の虫歯）の抑制効果について研究を行ったが、試片での実験において安定したナノ粒子層の形成が観察できなかった。これについて試片の作成に問題があると考え試片の作成法を吟味したが思うような結果が得られなかった。
一部のナノ粒子層が形成された試片についてプラーク（口腔内細菌が形成するバイオフィルム）の非付着については確認することが出来た。