研究課題/領域番号 |
25861813
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
保存治療系歯学
|
研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
辻本 暁正 日本大学, 歯学部, 助教 (10608409)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 界面科学 / 歯質接着システム / 化学的接着機構 / 歯質接着性 / 表面自由エネルギー / シングルステップアドヒーシブ |
研究成果の概要 |
界面科学的な歯質接着システムの化学的接着機構の解明の研究として,歯質接着システムの歯質処理面およびその界面科学的性質がコンポジットレジンとの接着強さに及ぼす影響を検討した。その結果,歯質処理面の表面自由エネルギーは未処理面と比較して低い値を示し,製品の違いにより異なる値を示した。また,アドヒーシブ表層の低重合層における電子供与性は,いずれの製品においてもこれを除去したものと比較して高い値を示した。これらの界面科学的性質はコンポジットレジンとの接着強さと相関を示した。このように,歯質接着システムの化学的接着機構の評価にあたっては,界面科学的観点からの検討が重要であることが示された。
|