研究課題/領域番号 |
25861853
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
高橋 良 九州大学, 歯学研究科(研究院), 助教 (60637924)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | ナノチューブ / 破骨細胞 / 骨芽細胞 / 間葉系幹細胞 / 骨蓋細胞 / 膜ナノチューブ |
研究成果の概要 |
新生児マウス頭蓋骨より採取した骨芽細胞と破骨細胞を共培養したところ骨芽細胞と破骨細胞間にナノチューブが形成されることを確認し、ナノチューブを介して骨芽細胞の細胞膜リン脂質が破骨細胞へと移動することを明らかにした。骨芽細胞は間葉系幹細胞(MSC)より分化することが知られているため、MSC間でのナノチューブを介した分子移動についても検討を行ったところMSCの細胞培養においても細胞間のナノチューブの形成を確認し、細胞質内のミトコンドリアがナノチューブを介して別のMSCに移動している所見を得た。またMSCの細胞の状態によってもミトコンドリアの交換率に差があることを明らかにした。
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