研究課題/領域番号 |
25861919
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
尾関 真帆 東京医科歯科大学, 歯学部, 非常勤講師 (60596865)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 骨補填材 / 吸収性材料 / 骨補填 / 骨補填材量 / バリアメンブレン / 中断 / 再生治療 |
研究成果の概要 |
歯科領域における骨補填材料についてさまざまな開発・研究がなされているが、自家骨移植に代わる代替材料は未だ開発されていない。本研究では、骨補填材として有用性が示されている吸収性ハイドロキシアパタイト線維(以下、HF)と、骨補填材と組織誘導膜としての機能が期待されるHFを加工した吸収性ハイドロキシアパタイト膜(HF膜)および培養骨髄細胞を併用した骨再生システムの開発を目指していた。 本研究では、臨床応用を目標とし、一定の強度を有し、臨床的に操作性のよい膜デザインを数種類特定したうえで、従来使用されている組織誘導再生膜との比較を計画した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
歯科インプラント治療は、咀嚼機能の回復に有用な手法であるが、治療予定部位の骨量が不足している場合、骨造成処置が必要となる。自家骨が、骨補填に有効であるものの、採取量が制限されること、骨採取部への追加の外科処置が必要となり、課題となっている。したがって、他の骨補填材の開発が行われている。 本研究では、吸収性ハイドロキシアパタイトファイバーを作成し、このファイバーを膜状に加工し、骨髄間葉系細胞と共に移植を行い、有効性の評価を目的とした。また、既存の製品との比較検討を行い、本材料との比較検討も計画した。
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