研究課題/領域番号 |
25861946
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
福井 暁子 広島大学, 大学病院, 歯科診療医 (50647550)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | RIG-I / TLR / dsRNA / 炎症性サイトカイン / Ⅰ型IFN / TLR3 / 抗ウイルス作用 / I型IFN / 炎症性ケモカイン / 口腔粘膜細胞 |
研究成果の概要 |
宿主細胞はウイルスの侵入を検知し防御応答を行っている.Retinoic acid inducible gene-I(RIG-I)は細胞内レセプターでウイルスRNAを認識しI型IFNを分泌するが口腔粘膜細胞での報告はなく,今回口腔粘膜が担う免疫応答メカニズムを解明するため,口腔粘膜上皮細胞,線維芽細胞のRIG-Iの発現と機能の検討を行った.結果,口腔粘膜上皮細胞(RT7)と歯肉線維芽細胞(GT1)はRIG-Iを発現しRIG-Iを介しdsRNAを認識しIRF3/STAT1経路でIFN-β,CXCL10を発現することを明らかにし,口腔粘膜がRIG-Iを介した特異的な免疫機構を持つことが示唆された.
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