研究課題
若手研究(B)
平成25年度から26年度までの研究結果より、咬合刺激の低下は歯根形態や歯根膜腔に退行性変化を生じさせるが、このような変化は、咬合刺激の獲得により回復することが明らかとなった。また、咬合刺激の負荷は、ラット歯根膜腔内における血管新生関連因子の発現を介して歯周組織の構造を調節することが示唆された。さらに、咬合機能低下歯に矯正力を負荷すると、歯根吸収を生じ易くなることが示され、矯正的歯の移動前に咬合機能低下歯へ咬合刺激を与えることにより、歯根吸収発現を抑える可能性が強く示唆された。
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