研究課題/領域番号 |
25862062
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
歯周治療系歯学
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研究機関 | 愛知学院大学 (2015) 松本歯科大学 (2013-2014) |
研究代表者 |
武藤 昭紀 愛知学院大学, 歯学部, 助教 (50549433)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 歯周病 / 動脈硬化 / 動脈硬化症 / 血清アミロイドA |
研究成果の概要 |
申請者は、歯周病を惹起させたマウスにて炎症マーカーである血清アミロイドA(SAA)が上昇することに着目し、SAAの動脈硬化症への影響を解析した。 血管内皮細胞に対してSAA添加により動脈硬化促進に重要なVCAM-1、ICAM-1、MCP-1の発現が有意に上昇した。さらにSAA受容体のひとつであるTLR2中和抗体を添加することによりそれらの発現が有意に減少した。そこでTLR2中和抗体を、動脈硬化易形成マウス(ApoE欠損マウス)に対して投与した。その結果、投与群は脂質沈着部位の減少傾向を示した。以上より、歯周病などの慢性炎症で産生されるSAAはTLR2を介して動脈硬化を促進する可能性が示された。
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