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新人看護職員研修の充実につながるプリセプターと支援者との相互行為に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 25862102
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 基礎看護学
研究機関山形大学

研究代表者

平賀 愛美  山形大学, 医学部, 講師 (80400539)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2014-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2013年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワードプリセプター / 支援者 / 情報共有
研究概要

先行研究においては、新人看護職員研修を円滑に運用するために、所属部署のみではなく看護部全体が研修に関わり、各々の役割を明確にした上で協力体制を構築する必要性が明らかとなっている。協力体制の構築には、研修の企画・運営・実施・評価の中核となる研修責任者が、研修の進捗状況を把握し、その現状を研修プログラムに反映させることが重要だと考える。しかし、新人看護職員を看護部全体で育成する役割を担う実地指導者、教育担当者、研修責任者と役割を任命されていないスタッフとの情報共有の実態は明らかにされていない。
そこで平成25年度は、全国の500床以下の病院の研修責任者900名を対象に、情報共有の実態を調査した。その結果、回収数は280件(31.1%)であり、278件(30.9%)を分析対象とした。病床数の平均は317.5±79.2床、新卒採用数の平均は14.9±11.7名であった。研修責任者の役職は副看護部長119名(42.8%),看護師長109名(39.2%)の順で多かった。研修の進捗状況を把握していると答えたのは267名(96%)。実地指導者、教育担当者、研修責任者の三者間での情報共有の程度はVAS(0‐10点で点数が高いほど共有の程度が大きい)で5.7±2.3点、必要性への認識の程度は8.3±1.8点であり、情報共有ができている者ほど、情報共有の必要性への認識が高かった(r=0.408,p<0.000)。また、スタッフとの情報共有の程度は6.0±2.0点、必要性への認識の程度は8.6±1.4点であり、スタッフとの情報共有ができている者ほど認識が高かった(r=0.294,p<0.000)。指導状況の把握のために使用されているツールは、新人看護職員指導計画書168件、看護技術チェックリスト256件、指導情報共有ノート63件、その他34件であり、技術チェックリストが多くの施設において活用されていることが示唆された。

報告書

(1件)
  • 2013 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 新人看護師への指導場面においてプリセプターが活用するコーチングスキルに関する構成因子の検討2013

    • 著者名/発表者名
      平賀 愛美,布施淳子
    • 学会等名
      第33回日本看護科学学会学術集会
    • 発表場所
      大阪国際会議場(大阪市)
    • 関連する報告書
      2013 実績報告書

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公開日: 2014-07-25   更新日: 2019-07-29  

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