研究課題/領域番号 |
25862109
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎看護学
|
研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
種田 ゆかり 三重大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (00444430)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
中途終了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 経管栄養 / たんの吸引 / シミュレーター / 看護技術 / 経管栄養法 |
研究実績の概要 |
経管栄養法やたんの吸引といった医療的ケアは、小児から高齢者まで幅広い年代で実施されているが、身体侵襲性が高く苦痛も伴うため高い実践力と医療安全対策が求められる。看護の現場だけでなく、平成24年度から一定の研修を受けた介護職員等が、一定の条件下でたんの吸引や経管栄養の一部を実施することが可能になり、介護の現場においても実施されるようになった。 本格的に研修事業が開始されてから5年以上経過し、介護の現場における医療的ケア、経管栄養やたんの吸引の実施状況が報告されてきた。実際の現場で安全安心に質の高い看護を提供するためには、十分な知識の習得と実際の経験による学びが重要である。 その学びと経験を得るためのシミュレーター製作に取り組んでいるが、基礎資料を元に企画した製作案と1体の製作費、個々のコスト面、時間の調整が難しい。リアリティのあるシミュレーターを使用することで、実際の場に即した状況を再現することができ、これまで以上に知識だけでなく確かな技術、実践力も得ることができると考えている。しかし、現時点では、リアリティとシミュレーターの限界の狭間にある。様々な要因が絡み製作完成に至っていないため、詳細に明記できないが、既存のシミュレーターとの差別化をはかり、幅広い分野での活用を視野にいれた製作を考えたい。課題も多いが、今まで得られた資料だけでなく新たに調査も行い、需要や経費、期間を鑑み継続予定である。
|