研究課題
若手研究(B)
看護師の手指衛生は院内感染防止のために重要であるが、その実施率は低く、必要なタイミングで手指衛生が実施されているとはいえない。本研究では、体液曝露の可能性のある看護行為における、効果的で実践可能な手指衛生のタイミングを含むケア手順を検討するため、看護師が陰部洗浄の際に行う手指衛生のタイミングや方法について調査した。その結果、看護師は陰部洗浄において様々なタイミングで手指衛生を実践しており、その方法の多くが手洗いではなく擦式手指消毒であることなどが確認できた。