研究課題/領域番号 |
25862136
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
下田 智子 北海道大学, 保健科学研究院, 助教 (60576180)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 看護学 / 食道癌 / 周術期看護 / 経口摂取 / 栄養管理 / 体組成 / 周手術期看護 |
研究成果の概要 |
食道切除術を受ける患者は、術後反回神経麻痺により栄養状態の悪化をまねくことがある。看護師は嚥下機能に応じた食事を患者へ提供し、かつ継続的に食事摂取のモニタリングを行う。そこで、食道がん患者の周術期栄養管理において、経時的栄養評価と体組成の関連を検証することを目的とした。血清アルブミン値による栄養評価は、BMI値に関わらず、高侵襲手術後の炎症反応により術後は低値を示した。体組成による栄養評価は、BMI高値患者では、BMIおよび体脂肪が低下するが、骨格筋量は、維持できた。これは、体脂肪の消費により骨格筋を維持している可能性があり、患者の代謝の確認に体組成評価が有用である可能性を示唆した。
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