研究課題/領域番号 |
25862183
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
大橋 麗子 岐阜大学, 医学部, 助教 (90612614)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | こども虐待 / 障害児 / 障害児入所施設 / 自立支援 / 地域移行 / 児童福祉施設 / アフターケア / リービングケア / 社会的養護 / 子ども虐待 / 障害 / 療育 / 治療的養育 / 虐待 / 医療型障害児入所施設 / 日常生活支援 / 肢体不自由児 / 被虐待児 |
研究成果の概要 |
本研究では,虐待を受けて,医療型障害児入所施設に入所する子どもに支援を行う職員を対象に調査を行い,虐待を受けた子どもの地域移行・自立に向けて行われる支援が機能する全体構造を明らかにした。また,個別事例が支援によってどのように変化を遂げるのかプロセスを示した。施設職員を対象とした調査結果からは,地域移行・自立支援の視点からも,子どもの日常生活や発達に関する支援の重要性が示唆された。加えて,職員の精神的健康を保ちながら支援を継続するための研修の効果と今後の課題を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,医療型障害児入所施設に虐待やネグレクトを受けて入所する子どもが、施設を退所して地域移行・自立するためには,どのような支援が必要か,支援にはどのような課題があるか,いくつかの調査から明らかにした。まずは,支援が機能する構造を把握することで望ましい支援の全体像を捉えた。さらに,個別事例を詳細に分析することで,子どもの変化の捉え方のひとつのモデルを示すことができた。支援する職員の側からは,精神的健康と子どもへの対応等の関連を調査し,職員への支援課題も明らかとなった。
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