研究課題/領域番号 |
25862205
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究 (2015) 神戸大学 (2013-2014) |
研究代表者 |
西岡 笑子 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究, その他部局等, 教授 (70550797)
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研究協力者 |
横山 和仁 順天堂大学, 医学部衛生学講座, 教授
松川 岳久 順天堂大学, 医学部衛生学講座, 助教
ヴィージェ モーセン 独立行政法人労働安全衛生研究所, 有害性評価研究グループ, 研究員
三井田 孝 順天堂大学, 医学部臨床検査医学講座, 教授
平山 哲 順天堂大学, 医学部臨床検査医学講座, 准教授
上野 剛 順天堂大学, 医学部臨床検査医学講座, 協力研究員
竹田 省 順天堂大学, 医学部産婦人科学講座, 教授
牧野 真太郎 順天堂大学, 医学部産婦人科学講座, 准教授
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 母性・女性看護学 / 妊娠 / 分娩 / 新生児 / 微量元素 / 出生体重 / 胎児発育 / 甲状腺刺激ホルモン / 鉛 |
研究成果の概要 |
本研究はこれまで安全とされていた5μg/dl以下の妊婦の血中鉛(BPb)濃度と出生体重との関連を明らかにすることを目的とした。 病院産科外来を受診した妊娠初期を対象とした。対象者には質問紙調査、妊娠12週、25週および36週に母体血の採取を行った。分析は3回の採血を行うことができた386名を対象とした。交絡因子を調整した重回帰分析において男児のみ妊娠12週のlogBPbと出生体重に有意な負の関連があった。以上より、妊娠初期の鉛の低濃度曝露が出生時体重低下の危険因子であり、かつ男児の方が感受性が高いことが示唆された。出生体重には多様な因子が影響するため、さらなる疫学および臨床研究が必要である。
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