研究課題/領域番号 |
25870039
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
整形外科学
実験動物学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
森 優 東北大学, 大学病院, 助教 (70634541)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 骨折修復機構 / 間葉系幹細胞 / Dickkopf 3 / 血管新生 / Dckkopf3 / Dickkopf3 |
研究成果の概要 |
Dkk3、Col3.6、SMAAの3種類のGFPリポーターマウスを交配しtriple colorマウスを作製した。Dkk3は通常は骨膜上に発現していた。骨折初期では増殖したSMAA陽性細胞においてDkk3あるいはCol3.6との共発現が認められた。骨折部の軟骨形成期では幼若な線維軟骨細胞にはDkk3の発現がみられたが、成熟した軟骨細胞では発現が消失していた。免疫染色ではDkk3と血管基底膜のtype IV collagenの発現パターンは全く一致せず、血管新生阻害因子PEDFは共発現が認められた。Dkk3は血管新生を調節し、骨折部の軟骨形成、骨形成の調節に関連している可能性が示唆された。
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