研究課題/領域番号 |
25870068
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
地域研究
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研究機関 | 岐阜大学 (2014-2017) 北九州市立大学 (2013) |
研究代表者 |
山口 未花子 岐阜大学, 地域科学部, 助教 (60507151)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 狩猟 / 人と動物 / 地域比較 / 現地調査 / 人類学 / 比較文化 / 動物と人間 / 儀礼 / 贈与 / カナダ先住民 / 西表島の狩猟 / 被災地の生業と祭 / 狩猟実践 / 贈与分配 / 展示実践 / 被災地の生業 |
研究成果の概要 |
互酬性に基づく贈与交換は北方狩猟民と動物との関係において重要な行動の基盤となる原理であり、進化的にも重要なファクターであることが研究代表者のこれまでの研究から示唆されてきた。 本研究では、動物からの贈与として獲得された肉や毛等の資源が人間社会のなかでどのように贈与分配されるのかという点に注目し、生態、社会、象徴といった側面から分析するとともに、日本と北米など地域間の比較を通じてその普遍性と多様性についても検討した。この中で、動物資源が人間社会と動物、自然環境を含めた循環のサイクルの中で一時的な預かりものとして位置づけられ、贈与交換されることで循環サイクル自体が維持されていることが明らかになった。
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