研究課題/領域番号 |
25870088
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
形態・構造
進化生物学
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研究機関 | 日本女子大学 |
研究代表者 |
藤浪 理恵子 日本女子大学, 理学部, 助教 (40580725)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 小葉類 / 根 / 進化 / 根頂端分裂組織 / 分枝 / 維管束植物 / 静止中心 / シダ植物小葉類 / 形態 / 形態進化 |
研究成果の概要 |
シダ植物小葉類は維管束植物の系統関係で最も基部に位置し、根と茎の形態進化を明らかにする上で重要なグループであると考えられる。本研究は、小葉類の根頂端分裂組織(RAM)の構造と、根と茎の分枝様式を解析し、真葉類(大葉類と種子植物)との比較から進化過程を明らかにすることを目的とした。その結果、小葉類のRAM構造は真葉類に匹敵するほど多様であり、根は小葉類と真葉類で平行的に進化したと推定された。また、小葉類の根の分枝様式は二又分枝であるのに対し、茎は二又分枝だけでなく単軸分枝ももつと示唆された。従って、小葉類の根と茎の分枝様式が違うことから、根と茎の起源は小葉類の時点で異なる可能性が推測される。
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