研究課題/領域番号 |
25870095
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境動態解析
環境影響評価
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
和田 茂樹 筑波大学, 生命環境系, 助教 (60512720)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 海洋酸性化 / 生物ポンプ / 沈降粒子 / 植物プランクトン |
研究成果の概要 |
第二のCO2問題と呼ばれる海洋酸性化は、海洋生態系に多大なる影響を与える。その中でも、海洋の炭素隔離機構の一つである生物ポンプへの影響は、酸性化の進行にフィードバックを及ぼすため、早急に影響を解析する必要がある。そこで我々は、大容量閉鎖培養系であるメソコスムを作成し、沈降粒子の生成量への酸性化の影響を検証した。その結果、酸性化は沈降粒子の生成を低下させる傾向があり、その影響メカニズムとして小型の植物プランクトンの優占が示唆された。すなわち、沈降粒子の生成量の低下は生物ポンプを停滞させ、酸性化をさらに加速させる可能性があることが示された。
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