研究課題/領域番号 |
25870142
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経生理学・神経科学一般
脳計測科学
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研究機関 | 国立研究開発法人放射線医学総合研究所 (2015) 東京大学 (2013-2014) |
研究代表者 |
平林 敏行 国立研究開発法人放射線医学総合研究所, 分子イメージング研究センター, 主任研究員 (60376423)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 霊長類 / 側頭葉 / 視覚表象 / 多細胞同時記録 / 局所神経回路 / 縦型多点電極 / Granger因果性 / 下部側頭葉 / 対連合記憶 |
研究成果の概要 |
物体の視覚特徴についての表象は大脳皮質の内部表現の中でも最も研究が進んでいるが、個々のニューロン活動に基づいた従来の見解では、ある皮質領野における視覚特徴の神経表象は、その領野において生成され、支配的な神経表象になると考えられてきた。これに対して、まず低次側の領野で神経表象の「前駆コード」が少数生成され、それが高次側の領野で増やされる、という仮説も立てる事ができる。本研究では、マカクザル下部側頭葉の隣接した領野であるTE野と36野のそれぞれにおいて複数のニューロンから同時に活動を記録し、図形間対連合の神経表象を生成する神経回路を明らかにする事によって、後者の仮説が正しいことを初めて実証した。
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