研究課題/領域番号 |
25870147
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
層位・古生物学
地球宇宙化学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
白井 厚太朗 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (70463908)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
|
キーワード | シャコガイ / 極端現象 / 古環境復元 / Sr/Ca比 / 古環境指標 / 成長線解析 / 微小領域分析 / 台風 / 化石 / 微量元素 / 安定同位体 |
研究成果の概要 |
極端現象の理解や将来予測のためには,日内スケールの高解像度な古環境情報が必要不可欠である.1日1本の日輪を刻みながら,百年以上にわたり通年で連続的に成長する高解像度の古環境復元に適した利点を持つシャコガイ殻に着目し,微小領域分析による日内スケールでの超高解像度古環境復元手法を確立することを目的とし研究を進めた.日輪間隔は夏期に成長速度が速く,冬期は成長速度が低下する季節周期を示す事が明らかとなった.成長方向に沿ってSr/Ca比を測定した結果,Sr/Ca比やMg/Ca比は明瞭な季節変動を示す事を明らかにした.一方,2マイクロメートルの高解像度分析の結果,明瞭な日周期を示す事を明らかにした.
|