研究課題/領域番号 |
25870152
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学
芸術一般
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
竹峰 義和 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (20551609)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 批判理論 / メディア / プロパガンダ / フランクフルト学派 / 知覚 / テクノロジー / アドルノ / クラカウアー / 表象文化論 / モンタージュ / 映画 / 近代 / 映像 |
研究成果の概要 |
本研究によって以下の3点が明らかとなった。1. クラカウアーとアドルノの双方のファシズム・プロパガンダ論に〈擬態〉と〈パフォーマティヴィティ〉という非明示的な特徴がある。2. アドルノの「モンタージュ」概念とクラカウアーの「リアリズム」の概念のうちに、複数の時間性の交錯という共通するモティーフが潜在している。3. ベンヤミン、クラカウアー、アドルノ、クルーゲにいたるフランクフルト学派のメディア論の系譜のなかに、〈知覚媒体〉としてテクノロジー・メディアを捉えるという視座が貫徹されている。
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