研究課題/領域番号 |
25870154
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
アジア史・アフリカ史
ヨーロッパ史・アメリカ史
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研究機関 | 津田塾大学 (2014-2017) 東京外国語大学 (2013) |
研究代表者 |
藤波 伸嘉 津田塾大学, 学芸学部, 准教授 (90613886)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | オスマン帝国 / 国際法 / 憲法 / ギリシア / 正教会 / 公法学 / 国際法学 / 国法学 / トルコ / 行政法学 / 史学史 / 正教徒 / 立憲主義 / 国民主権 |
研究成果の概要 |
近代オスマン国制の特徴を、当事者であるオスマン臣民の視座から考察することで、西洋中心主義に堕さない形での、新たな世界法学史の構築の一助とすることを試みた。具体的には、オスマン国制において特権的な地位を保ち、かつしばしばその地位が国際法上の争点ともなった正教徒共同体を素材に、それをめぐるムスリム国際法学者の論考を分析した。その結果、上述の問題を更に深く考察するためには、国際法のみならず国内法、とりわけ憲法学/国法学からの接近も必要なこと、また、オスマン帝国のみならずギリシア王国の正教徒による法学的議論も参照する形での接近が求められることが明らかになった。
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