研究課題
若手研究(B)
慢性疼痛患者と健康成人を対象に内因性疼痛調節機構の一種である条件刺激性疼痛調節(Conditioned Pain Modulation:CPM)を測定した結果、健康成人ではCPMを認めるが、慢性疼痛患者ではCPMが抑制されることを明らかにした。したがって、CPMは痛みのテーラーメード治療の一助となりうると考えられる。その確立のためにはCPMを定量的に測定することが必要と考え、定量的圧痛覚測定器と定量的熱刺激装置を開発した。あらたに開発した両装置によりCPMの定量的測定が可能であったことから、本研究結果は痛みのテーラーメード治療に有用となる可能性がある。
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