研究課題
若手研究(B)
シャーガス病・アフリカ睡眠病・リーシュマニア症等のトリパノソーマ症は、WHOに指定される顧みられない熱帯病であり寄生性の原虫であるTrypanosomaによって引き起こされる人獣共通感染症である。我々は、トリパノソーマ症の治療薬候補の探索を目指して、スペルミジン合成酵素(SRM)に着目し、分子動力学シミュレーションとドッキングシミュレーションにより、化合物を選択し、Trypanosoma cruzi由来SRMのin vitro酵素アッセイ系を用いた阻害活性評価in vitro 試験によって評価を行った結果、IC50 が10uMオーダーのヒット化合物を得ることに成功した。
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IPSJ Transaction on Bioinformatics
巻: 8
130005087634
Biology Direct
巻: 10(8) 号: 1 ページ: 1-13
10.1186/s13062-015-0039-8
http://www.bio.gsic.titech.ac.jp/visco.html