研究課題
若手研究(B)
脳由来神経栄養因子BDNFは、記憶・学習などの高次脳機能発現に重要であり、様々な神経・精神疾患との関わりも深い。最近、我々はルシフェラーゼを利用してBDNF遺伝子発現変化を可視化可能なトランスジェニックマウス「BDNF-Lucマウス」を作成した。本研究では、このマウスを用いて、in vitroおよびin vivoにおけるBDNF遺伝子発現変化の経時的なモニタリングに成功した。さらに、BDNF-Lucマウス由来大脳皮質ニューロンを利用してBDNF遺伝子発現を活性化させる薬剤を探索する多検体スクリーニング法を構築した。これら本研究の成果は、今後の創薬研究開発に貢献することが期待された。
すべて 2015 2014 2013
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (13件) (うち招待講演 1件) 産業財産権 (1件)
J Neurosci.
巻: 35 号: 14 ページ: 5606-5624
10.1523/jneurosci.3650-14.2015
Biochem Biophys Res Commun.
巻: 466 (3) 号: 3 ページ: 572-577
10.1016/j.bbrc.2015.09.084
J Biol Chem.
巻: 290 号: 11 ページ: 6825-6836
10.1074/jbc.m114.617258
Neurotransmitter
巻: 2
10.14800/nt.480
Journal of Neurochemistry
巻: 131 号: 2 ページ: 134-146
10.1111/jnc.12801
Behav Brain Res.
巻: 257 ページ: 182-188
10.1016/j.bbr.2013.09.044