研究課題/領域番号 |
25870271
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用生物化学
生物機能・バイオプロセス
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
里村 武範 福井大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (50412317)
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研究協力者 |
櫻庭 春彦 香川大学, 農学部, 教授 (90205823)
大島 敏久 大阪工業大学, 工学部, 教授 (10093345)
末 信一朗 福井大学, 大学院工学研究科, 教授 (90206376)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | D-アミノ酸 / 色素依存性脱水素酵素 / 好熱菌 / ヒドロキシプロリン代謝 / 色素依存性D-アミノ酸脱水素酵素 / バイオセンサ / D-フェニルアラニン脱水素酵素 |
研究成果の概要 |
これまでに報告されているD-アミノ酸を基質とする色素依存性脱水素酵素とは一次構造が大きく異なる新規の色素依存性D-アミノ酸脱水素酵素を高度好熱菌Rhodothermus marinusから見出すことに成功した。本酵素の大腸菌によるタンパク質の発現系を構築し、組み換えタンパク質の精製にも成功した。本酵素の酵素化学的性質を解析したところ、これまで見出されている色素依存性D-アミノ酸脱水素酵素とは性質の大きく異なる新規酵素であることが判明した。また、本酵素は熱だけでなく幅広いpH領域に対しても高い安定性を示した。このことから、D-アミノ酸定量用素子として有用性が高いことも明らかとなった。
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