研究課題
若手研究(B)
本研究では、菌根共生を促進する細菌が生産する菌根共生促進物質を単離・同定し、機能解析することを目的としている。菌根共生促進物質を単離するために新たに人工合成培地を開発した。窒素源としてバリンを添加したところ菌根菌の生育促進活性が強く確認された。また、液体培地でヘルパー細菌を培養した培養上清から酢酸エチルを用いて物質の抽出を行ったところ、生育促進活性が認められた。一方で植物病原菌Fusarium oxysporumの生育促進効果を有する根圏細菌の分離を試みたところ、Arthrobacter属菌がF.oxysporumの生育を促進することを見出した。
すべて 2014
すべて 学会発表 (1件)