研究課題/領域番号 |
25870283
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
構造工学・地震工学・維持管理工学
建築構造・材料
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
高橋 良輔 山梨大学, 総合研究部, 准教授 (10371783)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 鉄筋腐食 / 曲げ / 付着劣化 / 腐食ひび割れ / 圧縮鉄筋 / 変形性能 / 腐食ひびわれ / FEM解析 / RCはり |
研究成果の概要 |
本研究では鉄筋腐食RC部材の耐震性能評価を目的とし、腐食による付着劣化と繰返し荷重が引張主筋腐食RCはりの曲げ破壊挙動に及ぼす影響と、圧縮主筋の腐食ひび割れが曲げ破壊挙動に及ぼす影響を実験と解析により検討した。その結果、リブの損失や表面に達しない腐食ひび割れは終局変位にほとんど影響せず、引張鉄筋比の減少と腐食ひび割れが終局変位に影響を及ぼすこと、また、ひび割れ幅の大きい圧縮主鉄筋の腐食ひび割れは終局変位を減少させることを明らにした。FEM解析における初期ひび割れや接合要素による腐食ひび割れは、圧縮抵抗断面の減少により実挙動を評価できず、圧縮主筋腐食ひび割れのモデル化のさらなる検討が必要である。
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