研究課題/領域番号 |
25870344
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生態・環境
自然人類学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
佐藤 宏樹 京都大学, 霊長類研究所, 研究員 (90625302)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 種子散布 / 植物‐動物間相互作用 / 大型種子植物 / 果実食動物 / キツネザル / マダガスカル / 大型種子 / 結実時期 / 種子形態 / 霊長類 / 実生の定着 / 種子の運命 / アンカラファンツィカ |
研究成果の概要 |
マダガスカル西部の熱帯乾燥林で大型種子植物2種における動物による種子散布の有効性を評価した。両樹種とも最大の果実食者であるチャイロキツネザルだけが大きな種子を飲み込んで母樹から種子を運び出した。乾季に結実するセンダン科の1樹種では、母樹が生産する種子の60-90%がチャイロキツネザルによって運ばれた。両樹種にとってチャイロキツネザルは種子を散布する段階で大きく貢献しているが、結実時期や種子形態、発芽の仕方の違いによって散布後の実生の生存率や成長速度が2樹種間で大きく異なるため、植物側の繁殖戦略における動物種子散布の有効性や意義も樹種ごとに異なることが示された。
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