研究課題/領域番号 |
25870357
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地球・資源システム工学
地盤工学
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研究機関 | 鳥取大学 (2014) 京都大学 (2013) |
研究代表者 |
奈良 禎太 鳥取大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (00466442)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 岩石 / セメント系材料 / き裂 / 長期強度 / 自己修復 / 鉱物 / 温度 / 湿度 / 水 / イオン濃度 / き裂修復 / フラクチャー / 透過性 |
研究成果の概要 |
岩盤構造物には長期安定性が不可欠であり,その設計にはフラクチャー(き裂,破壊)の進展を基にした長期強度評価が必須である。一方,石油や天然ガスの採掘では,フラクチャーの開口確保が求められる。従って,フラクチャーの閉塞・修復と開口確保の両方を研究することが重要である。そこで本研究では,岩質材料のフラクチャー修復・開口保持の周辺環境依存性を調べた。さらに,材料の長期強度に及ぼす影響因子について調べた。その結果,フラクチャーの進展や長期強度の低下には水が影響を及ぼすこと,フラクチャー修復にはカルシウム化合物の析出を促進させることが重要であり,カルシウムが豊富な環境下で修復が生じやすいことが示された.
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