研究課題/領域番号 |
25870361
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
土木環境システム
環境動態解析
|
研究機関 | 滋賀県琵琶湖環境科学研究センター (2015) 京都大学 (2013-2014) |
研究代表者 |
河瀬 玲奈 滋賀県琵琶湖環境科学研究センター, その他部局等, 研究員 (90378852)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 低炭素社会 / エネルギー集約型素材 / マテリアルストック・フローモデル / 物質収支アプローチ / 環境政策 / 物質ストック / 物質需要 |
研究成果の概要 |
低炭素社会を構築するためには、鉄鋼のようなエネルギー集約型産業からのCO2排出量削減が不可欠である。本研究では、マテリアルストック・フローモデルを構築し、鉄鋼需要量やCO2排出量の削減ポテンシャルについて検討を行った。対象は35地域に分割した全世界、推計期間は2005年から2050年までである。 サービス需要の管理、財ストックの効率改善、技術進歩の対策を導入することにより、対策無しケースと比較して、2050年で鉄鋼需要量は33%削減した。また、鉄スクラップの供給と需要双方の制約を考慮し、生産工程にて電炉への転換を促進すると、CO2排出量の削減ポテンシャルが6%であることが示された。
|