研究課題/領域番号 |
25870368
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
認知科学
感性情報学
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研究機関 | 京都造形芸術大学 (2016) 中部学院大学 (2014-2015) 京都大学 (2013) |
研究代表者 |
齋藤 亜矢 京都造形芸術大学, 文明哲学研究所, 准教授 (10571432)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 描画 / イメージ / 遊び / 自己報酬性 / 物の操作 / 表象 / 視線 |
研究成果の概要 |
「絵を描くことの認知的な基盤とその発達」についての研究を発展させて、ヒトはなぜ描くのかという進化・発達論的な問いについての考察を深めた。チンパンジーの自発的な物遊びの発生過程を観察し、ふり遊びと描画時の描線への見立ての想像力の関係を考察した。また写実的に描くのがなぜむずかしいのかを明らかにするため、図形模写時の視線と描線の動きを計測し、周辺視野を測定する方法を検討した。これらの研究から得られた知見、および先史美術やアール・ブリュット等に関する資料調査にもとづいて、芸術の認知的な基盤について多角的な視点から考察し、美術教育における具体的な応用方法についての実践的な検討や提案をおこなった。
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