研究課題/領域番号 |
25870369
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
認知科学
生態・環境
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
伊藤 亮 京都大学, 霊長類研究所, 研究員 (70583467)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 鳴かない動物 / 盗聴 / 音声学習 / 発達的変化 / 盗聴行動 / 学習 / 嫌悪刺激 / 爬虫類の音声認知 / 音声認知の発達的変化 / 国際研究者交流 / マダガスカル |
研究成果の概要 |
音声を用いた種内コミュニケーションを行わない動物が、音声コミュニケーションを用いる動物と同じような音声学習を行っている可能性を示すという観点から、鳴かないトカゲ類であるキュビエブキオトカゲによる他種警戒声盗聴行動の発達的変化と、その盗聴能力について調査した。その結果、キュビエブキオトカゲの盗聴行動には明確な発達的変化があることが示された。この盗聴行動の発達的変化は音声学習によるものであることが示唆される。そのため、キュビエブキオトカゲにおいて音声と嫌悪刺激との間に連合学習が成立するか否かを検証した。しかし、音声と嫌悪刺激との連合学習を示す結果は得られなかった。
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