研究課題
若手研究(B)
細菌に広く保存されるトキシン-アンチトキシン系(TAS)は、ストレス時に発現するトキシンが自身の増殖を停止させる仕組みである。本研究では、腸管出血性大腸菌O157株が持つTAS、z3289-sRNA1を研究対象として、z3289トキシンが持つ毒性の分子機構とsRNA1アンチトキシンによるz3289の翻訳抑制機構を明らかにした。またTASの生物学的役割として抗ファージ作用を明確にした。さらに、改変したz3289トキシンが抗菌ペプチドとして作用することも示した。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (11件) 備考 (1件)
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