研究課題/領域番号 |
25870402
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ナノ材料化学
グリーン・環境化学
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研究機関 | 地方独立行政法人大阪市立工業研究所 |
研究代表者 |
川野 真太郎 地方独立行政法人大阪市立工業研究所, 生物・生活材料研究部, 研究員 (50646198)
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連携研究者 |
明石 満 大阪大学, 大学院生命機能研究科, 特任教授 (20145460)
木田 敏之 大阪大学, 大学院工学研究科, 准教授 (20234297)
中野 武 大阪大学, 環境安全研究管理センター, 招へい教授 (00446791)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | シクロデキストリン / 吸着剤 / ポリ塩化ビフェニル / 分子認識 / ハロゲン化芳香族化合物 / 交互積層法 / カラム担持粒子 / シクロデキストリンポリマー / オイル / 交互反応膜 |
研究成果の概要 |
数十ppm程度の低濃度ポリ塩化ビフェニル(PCB)は焼却処理や機器の洗浄等で微量に混入した炭化水素系溶剤や絶縁油に含まれており、これらの低濃度PCB汚染油を迅速かつ安全に処理可能な新規吸着剤の開発が求められている。我々は、シリカゲル基材表面に環状オリゴ糖の包接化合物であるシクロデキストリン(CD)と架橋剤である芳香族ジイソシアネートの交互反応を行うことで、吸着サイトを効率よく表面に修飾した。このウレタン架橋型CD修飾シリカを用いて、油中の低濃度PCBに対する吸着実験を行うことで、4, 5, 6塩素化PCBに対して95%以上の高い吸着除去率を示すことを明らかにした。
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