研究課題/領域番号 |
25870410
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
複合材料・表界面工学
構造・機能材料
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
宮部 さやか 大阪大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (50584132)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 生体材料 / インプラント / 表面改質 / ナノチューブ / DDS / 金属材料 / 陽極酸化 / 生体親和性 / ナノ構造 / ステンレス鋼 / アパタイト被覆 / ナノホール |
研究成果の概要 |
本研究は、生体適合性を向上させる規則的ナノ構造を付与した生体用金属材料に対し、骨親和性向上のためアパタイト被覆あるいはナノ構造中に薬剤固定を行うことにより、さらなる金属バイオマテリアルの生体・金属界面最適化を試みた。 アパタイト被覆は、陽極酸化によって表面にナノホール構造を付与したステンレス鋼に対し、陰極電解法により実施した。その後、SBF(模擬体液)浸漬試験によって骨親和性向上を確認した。ナノ構造中への薬剤固定のプラットホームとして、陽極酸化によって構造制御したTiO2ナノチューブを作製した。インドメタシンを用いた薬剤放出速度試験により、構造制御したTiO2ナノチューブの有用性が示唆された。
|