研究課題
若手研究(B)
大動脈瘤に対する新たな治療法の確立や病態の解明のため、実験動物における大動脈瘤モデルの作成は重要な役割を担うと考えられています。開腹処置を必要としないカテーテルと呼ばれる細い管を用いて大動脈瘤モデルを作成することで、従来のモデルよりも有用かつ実験動物の苦痛を最少限に抑えた大動脈瘤モデルの作製法の確立を目的として実験を行いました。結果として動脈瘤を作成することができましたが、作成成功頻度が低く、また、作成された大動脈瘤のサイズ・形態に関しても不整な形態のものが多く、モデルとして有用なものではありませんでした。