研究課題/領域番号 |
25870437
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
有機化学
合成化学
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
西山 靖浩 奈良先端科学技術大学院大学, 物質創成科学研究科, 助教 (00581430)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | イオン液体 / 不斉光反応 / キラルテンプレート / キラリティ制御 / メンチル基 / イミダゾリウムカチオン / アンモニウムカチオン / アニオン交換 / [2+2]光付加環化 / エナンチオ区別 / 不斉補助基 / キラル制御 / 有機光反応 / [2+2]光環化付加反応 / 立体化学制御 / キラル溶媒 |
研究成果の概要 |
本研究では、構造を任意に制御できるイオン液体の特性に注目し、キラルなイオン液体を利用した高選択的不斉光反応を目指した。メントール誘導体を不斉補助基とした不斉光反応を参考にし、イミダゾリウム基とメンチル基をカチオン部に持つイオン液体を種々合成したが、不斉誘導は起こせなかった。一方、メンチル基を有するアンモニウム塩を用いた場合、4級化によるイオン液体化は達成できなかったが、1級アンモニウム塩において不斉誘導が達成できた。さらに、この時の主生成物のキラリティーは同じ1級のメンチルアミンを用いた時に得られた主生成物のキラリティーとは逆のキラリティーを有するという興味深い結果が得られた。
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