研究課題/領域番号 |
25870479
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経内科学
獣医学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
原 英之 徳島大学, 疾患酵素学研究センター, 助教 (40469953)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | プリオン / 構造変換 / 銅イオン / オクタペプチドリピート / OR / リピート部位 / 銅 / 神経変性 / クロイツフェルト・ヤコブ病 / 狂牛病 / スクレイピー |
研究成果の概要 |
プリオン病では、病原体「プリオン」が感染すると、宿主蛋白質である正常型プリオン蛋白質が凝集性の異常型プリオン蛋白質へ構造変換する。しかし、この変換機構は不明である。本研究では、プリオン蛋白質の51-90番目のアミノ酸領域(OR部位)を欠損した遺伝子改変マウスでは、プリオンの種類によって感染しやすさに違いが存在することを明らかにした。これはプリオンによって構造変換の機構が異なる可能性を示唆している。また、OR部位には、銅イオンが結合することから、プリオンの種類と銅イオンがプリオン病の病態進行にどのように影響するのかを検討したが、銅イオンはプリオン病の病態進行には影響を及ぼさなかった。
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